メモの出し入れに。
Thino
デイリーノートに呟くためのプラグイン。 閃いたアイデアを書き留めるに使います。
今までは左サイドパネルにThinoを入れていたのですが、すると検索が効かないんですよね。 以前書いたメモを活用しようと思っても、探すのが面倒になる。
そこでHoverEditorと絡めることにしました。
実はThinoとHoverEditorとがインストールされていると、コマンドで「Thino: Show-thino in popover(Hover Editor)」が使えます。 ホットキーかモバイルツールバーにこのコマンドを追加するだけ。
使い方
呼び出せばポップアップでThinoが開きます。
メモを書き込めばタイムスタンプ付きでデイリーノートに記録される。 作業ログを取るのも手軽。 タスクリストを追加するのも簡単。
しかもHoverEditorなので拡大ボタンがついてます。
拡大すれば検索できます。 対象となるカードを「COPY」で持ってこれる。 Thinoを「カード・バインダー」として活用できます。
ズボラ・システム
前回「Textwell+Scrapbox」が理想のエディタ環境だと気づきました。
考えてみると、これは「フィールドワーク」ですね。 伝統芸能が継承される現場にお邪魔して、そこで見聞きしたことをカードに書く。 そのカードをバインダーに閉じる。 後からカードを抜き出して論考にまとめる。
その手続きを模倣していると思い当たりました。 なら、Obsidianも同じシステムで利用すればいい。
Thinoを経由するとメモは「カード」として扱えます。 記事を組み立てるときは、そのカードを集めてくればいい。 実際Thinoのカードは日付のところを長押しすると、ドラッグ&ドロップで編集画面に貼り付けることができます。 これで「下絵」ができる。
あとは手を加えて「文章」の体裁に整えるだけです。
まとめ
Thinoがポップアップで開く。 それだけのことなのに、他にはない味わいがある。