ステータスバーがキーボードボタンで隠れてしまうので、位置を変えてみました。
禅モード
細かなデザインの違いになりますけど、ステータスバーを左寄せにできます。
Templaterスクリプトは下記の通り。
<%* s ="typewriter-mode:typewriter-toggle" app.commands.executeCommandById(s) s ="obsidian-minimal-settings:toggle-minimal-focus-mode" app.commands.executeCommandById(s) s =".app-container .status-bar{display:block;}.mobile-toolbar{display:none;}" d =document.getElementById("Zen")if(d){newNotice("Zen mode off") d.remove()}else{newNotice("Zen mode on") e =document.createElement("style") e.id ="Zen"document.body.appendChild(e).innerHTML = s } %>
使い方
Commanderでつけたボタンが、一行上に浮いてしまうのは不本意だけど、ワンポイントっぽく見える。 お化けボタンにしています。
スクロール
ノートに書くときって「スクロール」しますか。
考えてみると、ノートを固定し、ペンを下に動かしていく書き方と、下に行くに従い、ノートの位置を上に上げていく書き方があります。 「固定」か「スクロール」か。 どちらを採用しているでしょう?
自分を振り返ってみると、どうも「固定」のようです。 机が広くないからかな。 最初に置いたポジションからノートは移動しない。 ペンをどんどん下げていって、ページが変わると上に戻る方式ですね。
ところが、ルーズリーフのときは、紙を動かしている。 不思議なことに方法が変わります。 A4用紙をずるずると上にずらしていく。 この方法だと、ペンの位置は身体の中心に保たれます。 これはこれで書きやすい。
「紙が重いか軽いか」の物理的な要因かもしれません。 軽い場合は、机からはみだしても下に落ちる心配はない。 そのときは安心して「スクロール」をする。 じゃあ、机が広かったらノートも「スクロール」するのかな。
昔の書籍を見ても、お経とか「巻物」ですね。 筆で書くとき、身体が正中していないと文字が書きにくいからでしょう。 筆を左に傾けてしまうと文字が潰れてしまう。 そのため「スクロール」が採用された書き方になる。
コンピュータも最初は「スクロール」だったと思います。 テレタイプというか、端末がタイプライターの形をしていて、コマンドが紙に印字されるタイプだった。 まだブラウン管のディスプレイが使われてなくて、紙に入力が表示され、計算結果も紙に打ち出され、切り取って保管する方式でした。
ディスプレイに出力するようになってからも、海外のワープロ・ソフトには「タイプライター・モード」があったような気がするなあ。 日本のワープロはどうだろう。 一太郎とか松とか使ってたけど。 いつもディスプレイの下辺を見ていたような。 よく考えると猫背でもあった。 腰痛に悩まされていました。
その後、エディタが主軸になっても、それは変わらなかった。
そう考えるとiPadは画期的だったと思います。 ほら、ソフトウェアキーボードが出るじゃないですか。 すると「カーソル行は画面の中央」になるんです。 視線の移動が起こらない。 気づいてなかったけど、iPadはそのまま「タイプライター」になってます。
外付けキーボードを使い始めて気づきました。 全面が編集画面になると一挙に視認性が落ちるんです。 ずっと、画面の下辺ばかり見ている姿勢になります。
これはよくない。 姿勢が崩れると身体が苦痛を発するし、文章に集中する間はその苦痛を抑圧することになる。 これでは精神への負担が大きすぎると言えるでしょう。
なので、禅モードには「タイプライター」が必要です。 書く姿勢がそのまま「坐禅」となるのが理想。 丹田に重心を置き、体全体はリラックスしている。 視線は半眼で、目の前ではテキストが自ずから綴られていく。
そうなっての「禅モード」です。
まとめ
要するに、タイプライターモードを導入してから、腰痛が減ったかも。