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Felo
ほら、田舎に住んでると話題がないわけです。 『沖ツラ』の話がしたくても、その相手がいない。 これは困ったよなあ。
ということで、そんなことで、AIを使ってみようとなりました。
まずは「知ってます?」
アニメの話題を振っても大丈夫なのかどうか。
アニメの沖ツラ、いいですよね?知ってます?
と単刀直入に尋ねてみました。
アニメ『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』(通称:沖ツラ)は、
2025年1月4日から放送が開始され、
毎週土曜日の25時00分から放送されています。
最速放送はTOKYO MXとBS11で行われており、
沖縄地区では民放3局全てで放送されるという初の試みがなされています。
良かった。 通じたようです。
そこからあれこれ話に花が咲いて:
今日的な社会問題を感じませんか
と踏み込んだところ、初めはお茶を濁した回答だったのですが、「沖縄はどんな社会問題が急務でしょうか」と深掘りすると、次のようなところに行き着きました。
「沖ツラ」は沖縄の方言や文化をテーマにした作品であり、 沖縄の独自の歴史や社会的な問題を反映しています。 沖縄はかつて琉球王国として独立した文化を持っていましたが、 戦後はアメリカの基地が多く存在する地域となり、 これが沖縄の人々の生活やアイデンティティに影響を与えています。 基地問題は、沖縄の人々の生活や価値観に深く根ざしており、 作品の背景として無視できない要素です。
それは見落としていた。
分析してもらうと、下図のようなマインドマップになる。
そうか、戦前の日本化政策と戦後の基地問題によって、沖縄では文化継承が困難になってたんだ。 だから、昔から方言がきついのではなく、積極的に方言を残そうとする復興運動が起こり、それでむしろ若者の間で方言が使われているわけか。
そうした目で見てみると、このアニメ自体も「復興運動」の一部とわかる。 沖縄の文化を絶やさず残していこう。 方言を自分たちの自信の源にしよう。 だから、沖縄の民放全部で放送されている。 どのチャンネルでも流れるアニメって、変わった話です。
自文化に依拠しつつ、他文化との交流を行い、互いに尊重し合う。 それがキャンさんとテールーの「関係」となって、アニメで演じられる。 そこに「本土に愛される沖縄」と「本土に憧れる沖縄」の二面性が、2人の女の子に分配され、溶け合っている。
この三角関係は、ある意味「沖縄」の置かれている立場で、解消すべきものでもなく、いつまでもこの関係が続けばいいなあ、と思ってしまうものです。
まとめ
で、その三角関係を冷静に見ている安慶名さんも「沖縄」の一面でしょう。 多面的な感情が「沖縄」にはあるんだろうな。