Markdownと同じ感覚で使えます。
org-mode
org-modeの導入は上記記事を参照してください。
見出し
見出し記法は、Markdownの#
を*
に置き換えるだけ。
左端をタップすると折り畳めます。
範囲選択してドラッグすると移動できます。
実はこれ、Obsidianのデフォルト操作だったりする。
wikiリンク
外部リンクも内部リンクもwiki形式です。
[[ファイルパス]]
リンク名を付けるときはブラケットを追加します。
[[ファイルパス][リンク名]]
タップすればファイルを開きます。
存在しないファイルだと、何も起こりません。
文字装飾
太字にしたり斜体にしたりは以下のような記法。
*太字にする*/斜体にする/ _下線を引く_ =ハイライトを付ける=~コードを書く~
ライブビューで表示されます。
英語を前提としているので、前後にスペースが必要だったり。
感想
触った感想とすると「リストと見出しが未分化なシステム」だと思いました。 いい意味で。 本家の方では、見出しの階層をリストのインデントとして表示することができ、するとそのまま「目次」として扱う感じになる。
Obsidianでも「アウトライン」がその代わりをしていますが、これを編集画面でやってしまうわけで、するとアウトライナーっぽくなります。 うまくできているなあ。
Markdownは最終的にHTMLに変換する前提がある。 つまり「人に見せるための記法」です。 HTMLのタグ打ちが面倒だから、それを簡略化している。
対してorg-modeは「テキストを構造化する記法」という自覚がある。 人に見せるものではなく、自分の情報を把握する工夫がされる。 「引き出し」という記法で、テキストに付加価値を加えることができます。 テキスト全体ではなく、各見出しごとにプロパティがつくイメージです。
ObsidianはまだMarkdown寄りですね。 Logseqの方がorg-modeに近い。 個人的にも「人に見せる」はノートの優先事項ではないと思う。
じゃあ、org-modeをどうObsidianに応用するか。
まとめ
org-agendaとかorg-captureとか、Emacsでは生態系が出来上がってます。