あれ? これってすごくないか。
Text Transporter
昨日のネタをいじっていたら「一つにまとめたら?」と気づきました。
だってカーソル行をPushするのはカーソル行にテキストがあるときだし、Pullするのは空行のときだもの。 場合に応じて「どっちだっけ?」と考えるよりは、頭を使わずスクリプトにする。 その方が幸せです。
stack.md
ということでTemplaterスクリプト。
<%* e = app.workspace.activeLeaf.view.editor p = e.getCursor().line s = e.getLine(p)if(s || tp.file.selection()){ x ="obsidian42-text-transporter:PLT"}else{ x ="obsidian42-text-transporter:LLF"} app.commands.executeCommandById(x)%>
CommanderでMacroにしてからモバイルツールバーに登録。
使い方
カーソル行にテキストがあればPush、なければPullです。
それだけ。
でも一気に使いやすくなりました。
スタックとは
スタックというのは箱を積んでいくイメージです。
箱の上に箱を置く。 置かれた箱を取り出すとき、上の箱から順になります。 下から取り出そうとすると箱が崩れてしまう。 だるま落としみたいにはいきません。
これをテキストでやるのが今回の目的。
赤ん坊は、身体を起こせるようになると積み木を積み上げます。 それは前世の賽の河原で石を積み上げた記憶なのでしょう。 あるいは二本足で直立する喜びを練習する。 多くの動物は横方向に移動しますが、人間は立ち上がって空を見上げることができる。 この超越志向が「積み上げる」に隠れています。
出てきたテキストを残しておきたい。 でも今書いている文脈にはハマらない。 そんなときスタックに一時退避するわけです。 積んでおく。
そして時々、積んだ箱を見返して、その活かしどころを見つけます。
まとめ
@memo.md
にしてるけど、@@memo.md
のほうが検索しやすいかもしれない。