儲かってまっか。
Obsidian
今までは会社とか、二人以上の環境で使用する場合は有料だったのですが、2月20日からその制限がなくなりました。 つまり無料で使っていい、と。 寄付として商用ライセンスを払ってもらってもいい、と。
SyncとPublishだけで採算が取れるみたいで、それはすごいなあ。 「クラウド・サービスだと、知らない間に生成AIに利用されちゃうでしょ。ローカル・ファーストならそういうことが起こりません」と自信満々なコメントも見かけました。 そういうところが、いまエンジニアの間での問題意識なんだな。
どんな形で企業秘密が漏れるかわからない。 ローカルで管理した方がいいよ、と。
アマゾン
商用ライセンスを支払っている企業のリストがありますが、はっきり言ってアマゾンがダントツです。 アマゾンだけが1万件超えしている。 つまり、企業のプラットフォームにObsidianを採用しているわけです。
これが気になるなあ。 実際にどんな使われ方をしているかのレポートが見てみたい。
要するに、日本企業なら「書類はワードやエクセルで提出」となってるのが「マークダウンで」と指定されてるということですね。 そのとき「どのエディタでもいいよ」とせず「記法はObsidianに準拠する」ということか。 マークダウンは方言があるから、共通語を決めておく。
社内書類だけでなく、商品紹介のページを作るのもマークダウンだろうか。 プロパティのテンプレートを埋めておくと、それに合わせHTMLを生成するシステムがあるのかもなあ。 いちいちコード・エディタで紹介ページを作るのなんて手間、考えられないですからね。 業務の中心だから1万件ものライセンスを支払っているのでしょう。
あとアマゾンは自前でサーバーを持っているからなあ。 業務連絡にも使っているのかもしれない。 共有Vaultを作ってアクセスできるようになっている。 それがWikiリンクで繋がってマニュアルが整理されてそうな気がします。
うーん、実際の活用例が見たいですね。
まとめ
大手の企業でプラットフォームになると採算が取れるということでしょう。 無料にしても、それがないと業務が滞るならサポートしてもらえる。
そういう作戦ということかな。